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植木等(ハナ肇とクレージーキャッツ)厳選!お気に入りソング 

演歌・昭和歌謡(男性) お勧めソング!

植木等 プロフィール

生年月日:1927年2月25日、出身地:三重県多気郡宮川村

 

1956年、バンド”ハナ肇とクレージー・キャッツに参加”、笑いを交えたステージがお茶の間で人気を集めます。

 

「お呼びでない?…こりゃまた失礼いたしました!」のギャグが流行。歌手としては「スーダラ節」で注目を集め、主演をした映画「ニッポン無責任時代」が大ヒットするなど昭和を代表するスターです。

ハナ肇とクレージーキャッツ

ジャズ・バンドであり、各メンバーはお笑いタレント、俳優として活躍。1955年の結成から音楽と笑いの融合したステージが話題になります。

 

メンバーはドラムスのハナ肇、ボーカルとギターの植木等、トロンボーンの谷啓、ベースの犬塚弘、テナーサックスの安田伸、ピアノの石橋エータロー(~1970年末)と桜井センリ(1960年~)。

 

「シャボン玉ホリデー」などのテレビで大ブレイク。映画やヒット曲でも昭和のエンターテインメント界をけん引します。


植木等(ハナ肇とクレージーキャッツ) 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲

「スーダラ節」

スーダラ節 Fuji Music ch

1961年発売の”ハナ肇とクレージーキャッツ”のデビューシングルです。

作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶

 

萩原さんは植木さんのキャラクターにあった曲作りをするために、まずは、植木の口癖でもあった「スイスイスーダララッタ~」のフレーズをメロディーにしてから残りの部分を作曲します。


映画「スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねえ」(大映)1962年

出演:クレージー・キャッツ、川口浩、川崎敬三、藤原礼子、目黒幸子 他 

 

ストーリー

クレージー・キャッツの大ヒット曲「スーダラ節」をモチーフに描くサラリーマン・コメディ。新入社員の石橋、夢田たちは、中村課長の下に配属されて大忙し。そんな日々の中、社長と社長令嬢が渡米することになり、その随行員が新入社員の中から選ばれることになって大張り切り。しかし、彼らは次々とアクシデントに見舞われていき…。


「ハイそれまでヨ」

ハイそれまでヨ 植木等・ハナ肇とクレイジー・キャッツ Official Channel 

1962年7月発売の””ハナ肇とクレージーキャッツ”の3枚目のシングルB面です。

作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶

 

シリアスなムード歌謡の出だしから「テナコト云われて その気になって」といきなり転調し、美味しい話を真に受けた結果の悲劇をコミカルに歌うロックンロールに。「フザケヤガッテ コノヤロー!」と叫ぶ展開が話題を呼ぶ人気曲です。


「無責任一代男」

無責任一代男 植木等・ハナ肇とクレイジー・キャッツ Official Channel 

1962年7月発売の””ハナ肇とクレージーキャッツ”の3枚目のシングルです。

作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶

 

青島さんは、「大人たちの不誠実さを反吐が出るほど見せられてきた戦後の若者には、この曲は我が意を得たとばかり受け入れられたに違いない」とヒットの理由を分析しています。

 

植木さんは「こつこつやる奴ぁ、ご苦労さん!」という歌詞と合わさり、「無責任男」というイメージが定着することになります。


「だまって俺について来い」

だまって俺について来い 植木等・ハナ肇とクレイジー・キャッツ Official Channel 

1964年11月発売の11枚目のシングルです。

作詞:青島幸男、作曲:萩原哲晶

 

映画「ホラ吹き太閤記」の主題歌です。


映画「ホラ吹き太閤記」(東宝)1964年

出演:ハナ肇, 浜美枝, 植木等, 藤山陽子, 笠原良三, 谷啓, 古澤憲吾, 草笛光子 他

 

「太閤記」を基に、木下藤吉郎(植木等)、後の豊臣秀吉を主人公にしたコメディ映画です。秀吉の前半生にあたる蜂須賀小六との出会いから、織田信長に仕官を経て、桶狭間の戦いまでを描き、墨俣へ旅立つところまでを描いています。途中寧子をめぐって前田利家(犬千代)との恋の争い、それを経ての友情を交えつつ、要領よく立ち回り出世していくのは、これまでの作品と同様です。