· 

和田弘とマヒナスターズ「愛して愛して愛しちゃったのよ」他 厳選!お気に入りソング

演歌・昭和歌謡・歌謡曲(男性) お勧めソング

和田弘とマヒナスターズ プロフィール

歌謡コーラス・グループを探していたビクターが白羽の矢を立て、日本で最初の流行歌コーラス・グループとして華々しくデビュー。

 

1957年、2枚目のシングル「好きだった」が爆発的ヒットし、初のオリジナル曲「泣かないで」も大ヒットとなります。

 

1959年には松尾和子さんと共演をした「誰よりも君を愛す」で第2回日本レコード大賞を受賞。

 



その後も、多摩幸子さんと共演した「北上夜曲」、女優・吉永小百合さんのデビュー・シングル曲「寒い朝」、三沢あけみさんと共演した「島のブルース」など大ヒット曲を次々と発表。

 

そして、1964年に松村和子さんと共演をした「お座敷小唄」は、300万枚ともいわれるほどの空前の大ヒットを記録。”小唄”ブームの先駆けとなります。

 

 

1965年、当時学生であった田代美代子さんを起用した「愛して愛して愛しちゃったのよ」はミリオンセラーに。

和田弘とマヒナスターズ 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲

「愛して愛して愛しちゃったのよ」

愛して愛して愛しちゃったのよ

1965年6月発売の田代美代子さんとのデュエット曲です。

 

作詞・作曲:浜口庫之助

 

「生きているのがつらくなるような長い夜」を過ごし、「私一人じゃとても生きちゃゆけない」という、「愛」の重さを軽やかな言葉で描いています。


原由子さんも、アルバム「稲村ジェーン」からシングルカットして10作目のシングルとしてカバーしています。


「誰よりも君を愛す」

誰よりも君を愛す

1959年12月発売の松尾和子さんとのシングルです。

作詞:川内康範、作曲:吉田正

 

1960年の第2回日本レコード大賞を受賞しました。

 

曲が大ヒットした事もあって、映画化もされました。


「 寒い朝」

 寒い朝 吉永小百合/和田弘とマヒナスターズ - トピック

1962年4月発売の楽曲で吉永小百合さんのデビュー・シングルです。

 

作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正

 

石坂洋次郎さん原作「寒い朝」の映画化作品、「赤い蕾と白い花」の主題歌です。


映画「赤い蕾と白い花」(日活)

キャスト

岩淵とみ子:吉永小百合、三輪重夫:浜田光夫、三輪貞一:金子信雄、岩淵かね:北林谷栄 他

互いに片親だけで育てられた高校3年生のとみ子(吉永小百合)と重夫(浜田光夫)。彼らが、親同志の交際を経て、結ばれるまでを描いた高校三年という多感な青春の季節。若い男女の思春期の心理を格調高い石坂文学を得て純愛コンビ吉永・浜田で描く文芸純愛ドラマ大作。

赤い蕾と白い花 | 映画 - 日活より 

島のブルース

 島のブルース Various Artists - Topic

島のブルース 三沢あけみ Fuji Music ch

1963年4月発売の三沢あけみさんとのシングルです。

作詞:吉川静夫、作曲:渡久地政信

 

渡久地政信さんが少年時代に過ごした、「奄美大島」をテーマにした楽曲です。

 

1番と4番が三沢さんとの合唱、2番が三沢さんの独唱、3番がマヒナスターズの歌唱となっています。


「お座敷小唄」

お座敷小唄 松尾和子/和田弘とマヒナスターズ - トピック

 

1964年8月発売の松尾和子さんとのシングルです。作詞:不詳、作曲:陸奥明

 

日本ビクターより発売されると、東京オリンピックをはさんで大ヒット、累計250万枚を記録し、当時のレコード売上げの新記録を作りました。

当時の論調

日本ビクターの幹部は「当世風にドドンパに編曲したのが成功の因。三味線でやってたらウケなかったと思う。ムード歌謡仕立てでパチンコ店よし、バーよし、キャバレーよし、クラブのハモンドオルガンにだって立派に乗る。メロディになんともいえない親しみがある。もう一つは歌詞。バカな話だけど"妻と言う字にゃ勝てやせぬ"とか"唄の文句じゃないけれどお金も着物もいらないわ"といった風に七五調で歌いやすい。即席でも替え歌は自由にやれる。結果的には曲も歌詞も今の時代にピッタリで、古いものに新しい飾りを付けたことがヒットの原因と思う」と述べた[2]。日本コロムビアの幹部は「歌詞なんか明らかに時代逆行ですから、ブームは正直いって意外でした。マヒナの魅力もあるが、何といってもテレビを通じて家庭に入り込んだことが大きい。お座敷とはいいながら、お座敷族よりも、むしろバー族の若いサラリーマンに受入れられているようです。不景気には詠嘆調でセンチな歌がはやるということでしょう」などと述べた、評論家・加太こうじは「一日中、マージャンをやってるんだが、マージャン屋の隣がバーで、夏ごろから午後6時から12時までの営業時間中、たっぷり3時間は『お座敷小唄』をかけ続けるから覚えちゃったよね。リズムがドドンパで、調子が投げやりでしょう、不景気ムードにはマッチした歌ですよ。浮世離れした情緒の歌詞から突如現実感のあるヤケッパチな文句に転化する歌詞が実にうまく出来ている。ウヌボレ歌というか、現実のウサを晴らす、ふだん肩身の狭い思いをしている人たちには何ともいえない。安酒場にはもってこいのエスケープ(逃避)の歌です」などと評した。

お座敷小唄 - Wikipediaより

「北上夜曲」

北上夜曲 和田弘とマヒナスターズ/ブラック・キャッツ - トピック

 

1961年発売のシングルです。 作詞:菊池規、作曲:安藤

 

奥州市江刺や水沢にかけての北上川流域一帯の情景や青春時代の情熱が歌詞のモチーフになったと言われています。