懐かしの女性アイドル お勧め曲！
薬師丸ひろ子 プロフィール
生年月日：1964年6月9日生まれ、出身地：東京都
1978年、映画「野性の証明」で女優デビュー。1981年には、主演を務めた映画「セーラー服と機関銃」の主題歌で歌手デビュー。
その後、「探偵物語」、「メインテーマ」、「Woman“Wの悲劇”より」など数々の映画に主演します。
2000年代に入り、映画「木更津キャッツアイ」、「ALWAYS三丁目の夕日」、「８年越しの花嫁」、ドラマ「あまちゃん」など数々の映画・ドラマに出演をして日本を代表する女優として高い評価を得ます。
近年はコンサートや歌番組出演など、精力的に音楽活動も実施中。
薬師丸ひろ子 厳選ソング 代表曲・ヒット曲
「セーラー服と機関銃」 哀愁のあるメロディです
セーラー服と機関銃
1981年11月発売のデビューシングルです。
作詞：来生えつこ、作曲：来生たかお
赤川次郎さん原作の同名映画の主題歌として制作されました。
胸を打つ旋律と歌詞が素敵です。さみしそうでありながら、芯のある歌声が物語の世界観にぴったりです。
評価
音楽評論家のスージー鈴木によれば、当時、松田聖子を中心とするアイドル戦国時代に、薬師丸は「あさっての方角」から「天使の歌声」を持って舞い降りた。〔ファースト・シングルということもあり、〕まだ硬さが残ったぎこちない歌声であったが、逆に、そのぎこちなさが大ヒットにつながったと解説する。
音楽ライターの馬飼野元宏によれば、ビブラートを使用せずに明瞭な音声で、一音ずつ丁寧に歌う発声は伝統的な清純派女優の歌い方で、〔1980年代の〕アイドル全盛時においては大変新鮮だった。
「Woman ～Ｗの悲劇より～」 壮大な時空を超えたイメージが拡がります
Woman ～Ｗの悲劇より～
1984年10月発売の4枚目のシングルです。
作詞：松本隆、作曲：呉田軽穂
主演をした映画「Wの悲劇」の主題歌です。
初めて映画と別のタイトルがつけられましたが、サブ・タイトルは映画名であり、「Wの悲劇」のWにはWomanも意味しています。
映画「Wの悲劇」
女優をめざす若い劇団の研究生が、ある事件に巻き込まれて主役を演じ、本当の女優になっていく姿を描いています。
「メイン・テーマ」 ドラマのワンシーンを描いたような曲です
メイン・テーマ 薬師丸ひろ子YouTubeチャンネル
1984年5月発売の3枚目のシングルです。
作詞：松本隆、作曲：南佳孝
自身が出演をした角川映画「メイン・テーマ」の主題歌です。
作曲者の南佳孝さんも「スタンダード・ナンバー」のタイトルで歌いヒットしました。歌詞の一部が異なっていて、それぞれ男性目線・女性目線での心情が綴られた内容となっています。
映画「メイン・テーマ」
幼稚園の先生だった小笠原しぶきは、ひょんなことから退職せざるを得なくなり、房総の海岸で手品の修行のために全国を回っている健と出会います。2人は彼の４ＷＤで旅をすることになりますが、ソリが合わずケンカばかり。若いカップルの道中に中年の男女の恋を絡めたライト感覚の青春映画です。
「探偵物語」 初夏の海辺の恋人たちの風景を描いています
探偵物語
1983年5月発売の2枚目のシングルです。
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
出演をした角川映画「探偵物語」の主題歌です。
ゆったりしたメロディに、美しい歌声と歌詞がマッチした素敵な曲です。
探偵物語
殺人事件に巻き込まれた私立探偵と女子大生が、事件を解決し愛を経験するまでを描いています。
「あなたを・もっと・知りたくて」
あなたを・もっと・知りたくて
1985年7月発売の5枚目のシングルです。
作詞：松本隆、作曲：筒美京平
電電公社から民営化されたNTTの最初のCMとして1985年に発表されました。
薬師丸さんが松本隆さんへ掛けた「もしもし、私、誰だかわかる?」という電話の内容が間奏に入っています。
「紳士同盟」
紳士同盟
1986年11月発売の9枚目のシングルです。
作詞：阿木燿子、作曲：宇崎竜童
主演をした映画「紳士同盟」の主題歌です。
落ち着いた雰囲気の物悲しいメロディが、サビで一転軽やかなリズムの旋律に転調するのが特徴です。
映画「紳士同盟」
とびっきりのお人好しで、たて続けに詐欺に欺されてしまった女子大生が、お金に窮した仲間たちとコン・ゲームを始める姿を描きます。
