山口百恵 伝説の・永遠の・絶対無二のアイドルです!

女性ミュージシャン ~1990年 お勧めソング!

山口百恵 プロフィール

生年月日:1959年1月17日、出身地:神奈川県横須賀市

 

1972年12月、オーディション番組「スター誕生!」で、牧葉ユミの「回転木馬」を歌い、準優勝。20社から指名を受けます。出演応募のきっかけは、同い年の森昌子さんがテレビで活躍しているのを見て、自分も森昌子さんのようになりたいと思ったからです。 

 

1973年4月14日、映画「としごろ」に出演し、5月21日に同名の曲で歌手としてもデビューします。  

 

女優兼アイドル歌手として華々しく芸能界入りした山口百恵さんは、森昌子さん、桜田淳子さんとともに「花の中三トリオ」と呼ばれ、一躍人気者になります。


都倉俊一さん(作曲家)のコメントです。(引用)

──山口百恵さんといえば、デビュー曲「としごろ」と2曲目の「青い果実」以降は全く異なる印象になりましたよね。

都倉:普通はね、我々が作った世界を歌手に演じてもらうんですよ。1曲ごとにドラマを作って、それを演じてもらう。 山口百恵の場合もデビューの時はそれをやった。でもね、なんか違うんですよ。 しっくり来ない。ドラマのディレクターも映画の監督もみんな同じことを言う。 彼女を演出しようとするとうまくいなかい。本人も一生懸命やっているんだけど、何か違うって。 演技をつけるより、彼女が自然に振舞っている時の方がいいって言う。彼女は最初から強烈な自分の世界を持っていたんですね。 稀有なパーソナリティを持っている人だった。我々が彼女をプロデュースするのではなくて、我々の方が彼女のテリトリーに入っていってやる。 そうするとスゴイことになる。それに気がついたのが「ひと夏の経験」です。

──ある意味、セルフ・プロデュースですね?

都倉:そうですね。山口百恵の本当の魅力を探し出したのは、山口百恵本人ですね。 彼女が持つ引力というか求心力というのは、とにかく凄かったですね。僕や阿久さんもそうでしたけど、 彼女と仕事をした人は、ドラマのディレクターも映画監督もみんな百恵ファンになっちゃう。 篠山紀信さんもそうだった。我々が彼女に舞台を与えるのではなく、我々の方が彼女に世界に入っていく。 そうすると彼女がいちばん輝くわけ。引退する時の潔さを見ればわかると思うけど、 自分の信念がハッキリしててね、軸が全然ブレない人でしたね。

山口百恵 厳選ソング! 代表曲・ヒット曲

「さよならの向う側」ファンへのメッセージソングとなっています

さよならの向う側

1980年8月に発売された31枚目のシングルです。

 

愛している人、一緒に過ごしてくれた大切な人への強い想い、感謝の想いが歌詞にあふれています。

 

10月5日、日本武道館で行われたファイナル・コンサートのラストソングで、涙を流しながらの歌唱となりました。その後、マイクをステージに置いたまま舞台裏へと去っていく百恵さん。その凛とした佇まい、あふれるオーラが伝説として語り継がれています。


「夢先案内人」力みのない、自然な発声が素敵です!

夢先案内人

1977年4月にリリースされた17枚目のシングルです。

 

この曲が持つ一種独特の、アンニュイな大人の雰囲気を、若干18歳で醸し出して歌えることが驚異です。

 


「ひと夏の経験」純朴な佇まいの中に性的なフレーズが含まれています。

ひと夏の経験 Fuji Music ch

1974年6月に発売された5枚目のシングルです。

 

山口百恵さんがトップアイドルの仲間入りをした大ヒットナンバーです。

 

歌詞には「女の子の一番大切なものをあげるわ」等と性的なニュアンスが多く含まれていますが、あくまで抽象的な表現に終始しています。百恵さんは自伝「蒼い時」の中で、”性”でなく”真心”を表現していると述べています。


「いい日旅立ち」1970年代国鉄のシンボル的楽曲です!

いい日旅立ち

1978年11月にリリースされた24枚目のシングルです。

 

この曲は、日本国有鉄道(国鉄)が行っていた旅行誘致キャンペーン、およびそのキャンペーンソングとして制作されました。

 

歌詞には「雪解け」や「夕焼け」、「青いすすき」という、日本ならではの情景が目に浮かぶフレーズが溢れています。

 

この曲は、お祝いの席でも歌われことがありますが、題名の響きだけで選ばれていると思われます。

 

歌詞の内容は、別れを連想させており、悲しさ、そして旅立つ決意をあらわした曲になっています。

 


「冬の色」シングルでの初のバラード作品です

冬の色

からたちの花

1974年12月10日に発売された7枚目のシングルです。

 

自身初のオリコン1位獲得で、15歳11ヶ月での1位は当時の女性ソロ最年少でした。

 

“あなたから許された口紅の色は、からたちの花よりもうすい匂いです” これをけなげに守っている主人公の女性が大好きでした。

 

”突然あなたが死んだりしたら、わたしもすぐあと追うでしょう”という歌詞のインパクトもすごいですね。


悩んだ結果5曲になってしまいました。(山口百恵さん限定の特別ルールです)

他にも「曼珠沙華」、「秋桜」、「乙女座 宮」、「横須賀ストーリー」など名曲揃いですね。

デビュー曲の「としごろ」を入れたかったのですが、いい動画が無かったので外しました。

GOLDEN☆BEST 山口百恵 コンプリート・シングルコレクション

ディスク: 1

1 人にめざめる14才 としごろ

2 青い果実

3 禁じられた遊び

4 春風のいたずら

5 ひと夏の経験

6 ちっぽけな感傷

7 冬の色

8 湖の決心

9 夏ひらく青春

10 ささやかな欲望

11 ありがとう あなた

12 白い約束

13 愛に走って

14 赤い運命

15 横須賀ストーリー

16 パールカラーにゆれて

17 赤い衝撃

18 初恋草紙

19 夢先案内人

20 イミテイション・ゴールド

ディスク: 2

1 秋桜

2 赤い絆(レッド・センセーション)

3 乙女座 宮

4 プレイバック Part 2

5 絶体絶命

6 いい日 旅立ち

7 美・サイレント

8 曼珠沙華

9 愛の嵐

10 しなやかに歌って-80年代に向って-

11 愛染橋

12 謝肉祭

13 ロックンロール・ウィドウ

14 さよならの向う側

15 一恵

16 あなたへの子守唄

17 美・サイレント (リアレンジ)

18 惜春通り (リアレンジ)