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高校野球大会歌「栄冠は君に輝く」、「今ありて」、「陽は舞いおどる甲子園」

選抜高等学校野球大会

毎日新聞社と日本高等学校野球連盟(高野連)主催。

大会旗および優勝旗の色は紫紺。優勝旗は紫紺色のため「紫紺の大優勝旗」と呼ばれています。

 

「春の甲子園」、「春の高校野球」、「選抜(センバツ)」

「陽は舞いおどる甲子園」

陽は舞いおどる甲子園 公式

1934年~1992年(センバツ)

 

歌詞の中に「選士」など軍国主義時代を彷彿とさせる時代にそぐわない言葉があることや、センバツにおいては入場行進曲がクローズアップされるようになり、忘れられた存在となりました。


「今ありて」 谷村新司

今ありて 神戸山手女子中学校高等学校

コロナ禍の中、2022年の春、選抜高校野球大会開会式が縮小されて行われることになりました。本校生徒たちの球場での大会歌合唱はかなわなくなりましたが、球児たちに、その歌声を何とか届けたいという生徒たちの思いが実り、開会式で、オーロラビジョンの中から届けることになりました。

「今ありて」は、選抜高等学校野球大会の大会歌として開会式や閉会式に歌われ演奏されます。

 

1934年からの2代目大会歌「陽は舞いおどる甲子園」に代わる3代目の大会歌になりました。

 

1993年の第65回記念大会には開会式の入場行進曲として使用され、開会式には阿久と谷村が特別ゲストで出演しました。


選抜高等学校野球大会入場行進曲

第34回大会(1962年)での「上を向いて歩こう」以降は、前年のヒット曲が主に採用されています。

 

それ以前は大会歌、軍歌、本来の行進曲、外国映画の主題歌等が使われていました。

 

音源は大阪市音楽団によって毎年2月上旬ごろに録音され、出場校に記念としてカセットやCDで贈られています。また、毎年開幕前からCDを発売しています。

(内容は入場行進曲、ファンファーレ、「今ありて」、「栄光」が収録されています)


2000年 First Love 宇多田ヒカル

2001年 TSUNAMI、イエスタデイ、ヘイ・ジュード、オブラディ・オブラダ

2002年 明日があるさ 坂本九、ウルフルズ、

2003年 大きな古時計 平井堅

2004年 世界に一つだけの花 SMAP

2005年 君こそスターだ サザンオールスターズ

2006年 青春アミーゴ 修二と彰

2007年 宙船(そらふね) TOKIO

2008年 蕾 コブクロ

2009年 キセキ GReeeeN

2010年 My Best Of My Life Superfly

2011年 ありがとう いきものがかり

2012年 Everyday、カチューシャ AKB48

2013年 花は咲く 花は咲くプロジェクト

2014年 恋するフォーチュンクッキー AKB48

2015年 Let It Go〜ありのままで〜 イディナ・メンゼル、松たか子

2016年 もしも運命の人がいるのなら 西野カナ

2017年 恋 星野源

2018年 今ありて 2回目

2019年 世界に一つだけの花、どんなときも。 SMAP、槇原敬之

2020年 パプリカ Foorin、米津玄師  ※開催中止

2021年 パプリカ Foorin、米津玄師

2022年 群青 YOASOBI


全国高等学校野球選手権大会 大会歌

「栄冠は君に輝く」

栄冠は君に輝く

「栄冠は君に輝く」は 1948年7月に発表された全国高校野球選手権大会の大会歌です。

 

朝日新聞社が同年、学制改革で旧制中学から新制高校に切り替わったのを契機に歌詞を一般公募して、応募総数5252編の歌詞の中から加賀大介氏の作詞が入選し、古関裕而氏が作曲を担当しました。

 

当初は加賀大介夫人の道子さんの作詞とされていましたが、68年2月に大介氏の作詞を告白しました。道子さんは「賞金目当てと思われるのが嫌だったようです」と明かしました。 


テーマソング 「君よ八月に熱くなれ」

君よ八月に熱くなれ 高岡健二

君よ八月に熱くなれ 夏川りみ

初代:高岡健二(1977年)

 

二代目:堤大二郎(1980年代)

 

夏川りみ(2003年)熱闘甲子園挿入歌。

 

西浦達雄(2008年)決勝戦のエンディングに使用。

 

松浦雅也(シンセサイザーバージョンへのアレンジ・演奏)速報!甲子園への道テーマソング。

 

大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部(インストバージョンの演奏)熱闘甲子園テーマソング。

 

川上ジュリア(2011年)熱闘甲子園挿入歌。



作詞:阿久悠、作曲:中田喜直

 

1977年夏季編成で放送された「あゝ甲子園」(朝日放送)のテーマソングとして初めて披露され、その後、1981年から全国大会の各試合のオープニング曲として使用されました。

 

そして、「熱闘甲子園」で、大阪府立淀川工業高等学校(現、大阪府立淀川工科高等学校)吹奏楽部の演奏により

タイトルテーマバックに使用されたことにより有名になりました。

阿久悠さんはエッセー集「なぜか売れなかったが愛しい歌」の50編のうちの1編としてあげるほど、思い入れのある曲だったみたいです。熱く力強い中にも、センチメンタルな雰囲気もあり、親しみやすいメロディが大好きです。

優勝旗授与・返還

 見よ 勇者は帰る


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